幼少よりクラシックピアノを始め、高校入学後、バンド活動を開始、作曲を手がける中でジャズと出会い、18歳よりジャズピアニストとしての演奏活動を開始する。更なる研鑽を積むためにニューヨークへ留学。
帰国後は、鹿児島拠点にこだわりながら、CDの全国リリースや様々なグループでの関東・九州公演など全国規模で活動を展開している。自身のピアノトリオアルバムとして「The Other Side Of It」「LIFE ABOVE DEE」を、本年10月待望のサードアルバム「WITHIN THE CROWD」を全国発売。また、手がけたCM音楽には、指宿酒造「黒りえもん」、トヨタカローラ「カローラスポーツ・カムリスポーツ」等が挙げられる。
2014年『モントルー・ジャズ・ピアノコンペティション・イン・かわさき』では多数のプロピアニストが応募する中から、唯一の地方在住者のファイナリストに選出され、話題を呼ぶ。同年より現在に至るまで阿久根市阿久根駅での無料観覧ライブを主宰、音楽による地域活性化事業にも尽力し、阿久根観光大使を拝命。また、鹿児島大学ジャズバンド部においても無料セミナーを毎月実施するなど後進の育成にも注力している。
鹿児島・宮崎の情報誌LEAP(リープ)では『松本圭使のS.I.K』を連載。MBCラジオ『MUSIC EXPRESS』内で毎週水曜に『JAZZ LABO』を、エフエムかごしま『あさCafe!』では毎週木曜に『あさ×JAZZ』のコーナーを担当している。
2017年第42回鹿児島市春の新人賞をジャズ部門で初受賞。これをきっかけに、「音楽の息づく街、かごしま」をテーマに『鹿児島ジャズフェスティバル』を始動させる。2017年第1回目動員数16,000人、2018年の第2回目では、31,000人の動員を記録。2019年7月、日本経済新聞「NIKKEIプラス1」の一面、「街ごと楽しむジャズフェス10選」特集(全国各地のおすすめのジャズフェスを専門家が選ぶ)では、9位にランクイン。同年9月に開催された第3回目では67,000人を動員し、始動から3年で全国的に認知される国内最大級のジャズフェスティバルに成長した。同イベントの実行委員長を務め、今年も9月に開催が予定されている。
鹿児島拠点ながら、日本ジャズシーンに圧倒的な存在感を示し続けているピアニストである。
- 放送は5月9日(土)18時〜18時55分(エフエム鹿児島)
- 翌日5月10日(日)21時からは再放送!
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